大分銘醸株式会社

麦焼酎の故郷大分。素朴な味わいの本格むぎ焼酎

九州北部の豊かな自然と豊後富士と呼ばれる由布岳の清らかな伏流水に恵まれた安心院盆地。正徳2年(1712年)の創業以来培った伝統の技を生かし、何よりも品質を大切に丁寧なお酒造りを心掛けて来ました。寒暖の差が大きく晴れた日の朝には盆地が白く深い霧に包まれるこの地は仕込み水に恵まれじっくりと低温で時間をかけた焼酎造りには適しています。飲みやすさを特色とした減圧蒸留中心の大分麦焼酎のなかで、大麦の味わいを最大限に引き出すために常圧蒸留・熟成を中心にし、すっきりときめが細かく、ほのかな味わい深さを求めて原料の精白歩合・もろみ温度の管理・蒸留方法などの見直しを行い「安心院蔵」を誕生させました。ナショナルブランドとは異なる「飲みやすさはもちろんのこと、うまさを追求していく」焼酎つくりを理念とし、さらにその品質・価値に研きをかけ維持していけるよう平均年齢30代後半の蔵人たちは時代の声を聞きながら、これからの焼酎造りに意欲を見せています。